アスベストに関する調査から分析、対策工事まで、ワンストップでアスベスト対策のお手伝い

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アスベスト分析

アスベストとは

アスベストとは天然の鉱物繊維で、アスベスト鉱山で採掘された原石から繊維を取りだした物質です。
熱や摩擦に強く、酸やアルカリなどにも強いという耐久性を持っていますが、体内に吸収して肺の中に入ると、組織に突き刺さりそのまま留まってしまいます。アスベストを大量に吸い込んでしまうと、20~40年の潜伏期間を経て肺ガンや中皮腫などの病気を引き起こすとされています。
日本国内では、現在、製造・使用が全面禁止されており、廃石綿においては一般の産業廃棄物よりも厳重な管理が必要となる特別管理産業廃棄物に指定されています。
日本国内で主に使用されていたアスベストは、クリソタイル(白石綿、温石綿)、アモサイト(茶石綿)、クロシドライト(青石綿)であり、特にクロシドライトとアモサイトの毒性は非常に高いとされています。また近年においては、国内では使われていないとされていたトレモライトやアンソフィライト等の海外アスベストの使用も確認されております。

アスベストを使用しているかどうかを知る方法

アスベストおよびアスベスト製品は、2006年より製造、輸入、譲渡、提供、使用が禁止となりました。
しかし現在販売されている商品においても使用が確認されリコールが行われている通り、すべてのアスベストが無くなったわけではなく、メーカーもその存在を完全に把握できているわけではないようです。
そのため、アスベストの有無は分析しないと使用しているかどうかは判断できません

公的証明の方法としては、専門の分析期間にてJIS A 1481によるアスベスト分析を行い、公的証明書を作成してもらう必要があります。
弊社では、建材中に含まれているアスベストの有無を調べるために、「アスベストの含有を判断する」アスベスト定性分析と、「アスベストがどれだけ含まれているか調べる」アスベスト定量分析の2種類をサービスとしてご提供しております。

アスベスト定性分析(分散染色法)

アスベスト定性分析で用いられる分散染色法は、検体を3種類の浸液に浸し位相差顕微鏡で屈折率の違いを観察し、以下のような色判定で含有を識別する方法です。
JIS A 1481:2006以降では0.1%の基準値でアスベスト含有を判定しますが、位相差顕微鏡でアスベスト繊維の分散色が確認されなかった場合に限り、0.1%を超えて含有していないものとして取り扱うことができます。
アスベストを判定する屈折率と色
石綿屈折率分散色
クリソタイル1.550赤紫色~青色
アモサイト1.680桃色
1.700青色
クロシドライト1.680橙色
1.700青色

屈折率 1.550
赤紫色~青色の分散色が見える

屈折率 1.680
桃色の分散色が見える

屈折率 1.700
青色の分散色が見える

アスベスト定量分析(X線回析法)

アスベスト定量分析で用いられるX線回析法は、処理された分析検体をX線回析放置にかけることで出力される回析チャートより判定を行います。
位相差顕微鏡による分析よりも精密が判定ができるため、アスベストの含有判定だけでなく、含有量の判定にも用いています。

X線回析チャートの例

アスベスト分析サービス

  • アスベストが含まれるか心配だ!早く分析結果を知りたい。
  • リフォームするのに今までの建材にアスベストが含まれていないか不安だ。
  • 解体するので環境対策の為に早く調べたい。
  • 働く作業環境が心配だ。
そのようなニーズにお勧めする分析サービスです。
公的書類として分析結果証明書を発行いたします。
弊社アスベスト分析は、以下の内容にて分析サービスをご提供いたします。

アスベスト定性分析(JIS A 1481・5営業日/3営業日)

アスベスト定量分析(JIS A 1481・7営業日/3営業日)

アスベスト検体採取

アスベスト空気中測定


また、アスベスト含有建材の対策(封じ込め、除去等)も行っております。

アスベスト対策